●自律神経失調症


 自律神経は血圧、体温、心拍数、血糖値などの生命維持

にとって大切なものを正常な範囲で維持しています。

 

自律神経は交感神経と副交感神経から成ります。

 

交感神経は「闘争と逃走の神経」と呼ばれ活動している

時やストレスを感じている場合などに働きます。

 

副交感神経は睡眠時や休息中、リラックスしている

に働きます。

 

交感神経、副交感神経はお互いに相反する働きをしており

必要に応じてどちらかの神経が優位に働き、器官や臓器

を調整してバランスを保っています。

 

この2つの神経のバランスが崩れることで

さまざまな症状が現れます。

 

<症状>

冷え性、めまい、耳鳴り、動悸、倦怠感、

慢性疲労、不眠、食欲不振、偏頭痛、便秘、

下痢、耳鳴り、肩こり、手足や全身のしびれ

喉のつまり感、吐き気、不安感、生理不順

顎関節症、ドライアイ、憂鬱など…

 

主な原因

□ 仕事、人間関係などの悩み、不安感による精神的な過度のストレス 

□ 脳脊髄液の流れが悪い。       

□ アトピー性皮膚炎などの皮膚疾患 

□ 昼夜逆転、偏った食生活などの不規則な生活習慣

□ 更年期で女性ホルモンの分泌が減少することによって起る自律神経の乱れ など

   さまざまな事が原因で症状があらわれます

 

 

●心と皮膚の関係

一見、関係がないように思われますが

心と皮膚には密接な関係があります。

 

人間の皮膚は大きく分けると表皮と真皮からなります。

表皮は主にケラチノサイトという細胞によって形成されます。

 

ケラチノサイトは表皮の最深部から形を変えながら表面に向かい

2週間程で死んで表皮の表面で細胞内部にあった脂質と共に

水を通さない角層になります。

角層は体内の水分の蒸発防ぎます。

 

アトピー性皮膚炎などの皮膚疾患では角層が乾燥して肌荒れの状態になり

皮膚のバリア機能が低下した状態になります。

 

人は精神的ストレスを感じると副腎という臓器からコルチゾールという

ホルモンを血中に放出し炎症を抑えるなどの働きをします。

しかし血中のコルチゾールが高い状態が続くと(ストレスが長期間続く)

大脳の記憶や学習に関与している部分にダメージを与えて

うつ病などの精神疾患の原因となります。

 

アトピー性皮膚炎などの皮膚疾患の方は不安症やうつ病などの精神疾患

の発症率が高いと言われています。

皮膚疾患で体表の広範囲でバリア機能が低下すると、表皮から精神的ストレス

で精神疾患を引き起こすコルチゾールと同量のコルチゾールを放出します。

 

◎皮膚への刺激で自律神経症状も改善します

例えばある金属を皮膚の上に乗せると特異的な電気が生じて

皮膚の深部まで達し末梢神経や循環器系にも影響を与えます

(痛みは一切ありません。)

このような現象を利用して心の状態を改善することもできます。

 

心や身体の不調は皮膚上のさまざまな所に反応点が現れます。

 

反応点とは皮膚の凹凸、乾燥、ざらつき、湿り気、こりなどです。

反応点に直接、適切な刺激を与えるか反応点を消すように

離れた場所を間接的に施術すると心身の状態は大きく変化します。

 

また身体の筋肉が緊張している部位をほぐす速度も重要です。

適切な速度で筋肉をほぐす事で心の状態が改善される

ホルモンが放出されます。

 

●自律神経失調症の整体

当院は自律神経失調症の施術に力を入れ、1300人以上の患者さまを改善してきました。

下鴨に移転するまでは自律神経失調症の多くの患者さんを鍼灸と整体を併用して施術しておりました。

しかし「鍼は怖い」「痛いの?」と思われる患者さまも多くおられ改良を重ねた結果

東洋医学、西洋医学、皮膚科学の理論、東西のさまざまな手技を取り入れて、

今までの臨床の中で生まれた鍼灸を使用しない

無痛で心地良い現在の独自の整体で大きな成果を上げています

 

心の緊張(不安感、悩み、怒りなど)は何かしらの身体の緊張や痛みを引き起こします。

自律神経失調症の方は必ずと言っていいほど身体は緊張します。

前述したように自律神経は臓器や器官を調整しているためバランスが崩れると内臓の不調など

さまざまな不快症状に悩ませられます。

 

・緊張して力が入って肩が上がり首や肩が突っ張る。 頭痛が酷い

 

・喉がつまる。 まぶしく感じる。 朝が起きづらく寝ても寝ても眠たい。 

 

・呼吸が浅い。腰が痛く足腰が重い。 体がだるい。 胸がしめつけられる。

 

・動悸や息切れがする。 立ちくらみがする。 よく耳鳴りやめまいがする。 

 

・胃腸の調子が悪い。 よく便秘をする。 

 

・天気や気候の変化で体調を崩しやすい。 風邪でもないのに咳がよくでる。

・手足に汗をかいて冷える・・・

 

このような場合、筋肉も緊張していて血流が悪くなり自然治癒力も低下しています。

まずは症状に関連していると思われる部位の緊張をゆるめ、自律神経の乱れ

を調整することが必要となります。

 

動悸がする。などの交感神経が過剰に働いている場合に起こりやすい症状は

腹部調節(自律神経の調整の施術)も有効です。

 

 ※めまい・耳鳴り・頭痛・慢性疲労・不眠・胃痛・便秘などの自律神経症状の調整は

 症状の原因と思われる頭部・首・腹部・手足の反応点などの異常を改善し、

 脳脊髄液の流れを正すことで症状は改善いたします。

  

カウンセリングや検査で問題があると思われる部位を観察し根本原因を探り

お一人お一人に合わせた施術方法で緊張を緩めていきます。

 

 

●施術回数の目安

 

 初期で比較的症状の軽い方    ・・2~5回(通院の間隔は状態により異なります)

 

 発症してから長く症状の重い方 ・・・3~15回(改善をみながら間隔をあけていきます)

 

★改善後の定期的にメンテナンスに来院される方の頻度。(月1~2回程度)

 

※個人差はありますが自律神経失調症の方の通院回数

症状の重い方でも3,4回で良くなる方もおられますのであくまで目安です。

 

 症例ブログにさまざまな自律神経症状の施術内容、施術実績を載せているので

 ご参考ください。

 

●施術内容(一例)

 まず身体の緊張を緩める為に全身の揺らしを行います。

自律神経症状を改善するために、手足のほか、心身の状態

にあわせた部位に適切な手技での整体をおこないます。

 

施術の効果を高めるため推拿(すいな)で筋肉をほぐします。

活法などの手技で心身のアンバランスを整えていくことで改善を図ります。

 

   緊張を緩めると身体だけでなく心も軽くなり、

   物事に対してのやる気も集中力も出てきます。

 

※自律神経の乱れを調整するには症状に合わせた反応点への施術が非常に有効です。

 加えて、自律神経症状はご自宅でのケアが必要な場合がありますので

 自宅でもご自身で行えるセルフケアもご指導いたします。

 

 


自律神経失調症と間違えられる疾患

●線維筋痛症(せんいきんつうしょう)

 3ヶ月以上にわたっての全身の激しい痛みなどで仕事に行けない、過度な不安感、

全身のこわばり、しびれ、不眠などが改善されてない方は線維筋痛症の疑いがあります。

 

線維筋痛症は国内の200万人の患者がいると発表されているのですが認知度が低く、はっきりとした原因も不明で医師の間でも見解が分かれています。

そのため普通の病院では自律神経失調症や更年期症害などと診断される場合があります。

 

整体のみでの改善も見込めますが、心当たりのある方は一度、線維筋痛症の専門医がいる

病院を受診することをおすすめします。

 

当院でも線維筋痛症と診断された患者さんがおられますが病院に通院しながら

当院の施術を受けてる患者さんの方が改善が早いように感じます。

 

線維筋痛症の患者さまはドクターショッピングを繰り返している方が多いため

「新たに病院にかかりたくない。」、「薬を必要以上にたくさん服用させられる。」などのマイナスイメージをお持ちの方がおられますが適切な処置をしていただければ早く改善されます。

普通の日常生活が送れず耐え難い痛みや不安感をお持ちの方はご検討下さい。